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17th-Oct-2009 06:08 pm(no subject)
【森永卓郎】もはや政府紙幣の発行しかない【NSJ日本証券新聞 ( http://ping.fm/p0zu9 )

経済アナリスト森永卓郎の日本経済探索 
もはや政府紙幣の発行しかない


 自民党を離党した渡辺喜美代議士が麻生総理に突きつけた「7項目の提言」には重要な提案が含まれている。景気対策の財源としての政府紙幣を発行するということだ。政府紙幣というのは、中央銀行ではなく、政府が発行する紙幣で現行法上も発行は可能だ。

 政府紙幣の発行自体は、目新しい提言ではない。ノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツは昔から提言していたし、日本でも10年以上前から経済学者の丹羽春喜氏が提言し続けている。また、実際、アメリカではニューディール政策の中で政府紙幣が発行されたし、日本でも明治維新の直後に太政官札の発行で膨大な財政需要が賄われた。

 本来、通貨供給増による景気対策は、中央銀行の仕事だ。しかし、今の白川日銀総裁は金融緩和に極めて後ろ向きだ。これだけの経済危機に直面しても、量的金融緩和どころか、ゼロ金利にもしていないのだ。日銀の金融緩和の遅れが急激な円高をもたらし、景気失速の原因をつくったことに対して何の反省もしていない。日銀が金融緩和をしなければ、政府がするしかないのだ。政府紙幣の発行には日銀の量的金融緩和よりメリットがある。日銀の通貨供給では、例えば、国債を購入する代金として日銀券を発行する。購入した国債の金利は、日銀の経費を差し引いた後、最終的に政府に納付金として納められる。通貨発行益だ。しかし、政府紙幣の場合は、発行額を政府の負債とする必要がないから、発行コストを差し引いた全額が政府の造幣益となる。それを景気対策に活用できるのだ。

 もちろん、政府紙幣をあまりに膨大に発行すれば、通貨への信任が低下して、ハイパーインフレを起こしてしまう。しかし、デフレスパイラルに直面している日本経済にインフレの心配はない。発行限度は明確でないが、GDP(国内総生産)の10%程度であれば、何の問題もないだろう。

 丹羽春喜氏は、政府がわざわざ政府紙幣を発行しなくても、日銀に発行権を売れば、印刷の必要がないと主張している。理論的には正しいが、いまの日銀は受諾しないだろう。白川総裁が理事時代にスティグリッツの政府紙幣発行論を批判しているからだ。

 だから、政府が日銀券と同じデザインの紙幣を国立印刷局に発注すればよい。もちろん非常手段だから、政府紙幣はいずれ回収・償還した方がよい。だからGDPの10%、50兆円のうち、半分を景気対策に使い、残りの半分で市場を通じて国内株を買えばよいのだ。昨年末の東証のPBR(株価純資産倍率)は0・7倍だ。投資家心理が正常化すれば、すぐに2倍にはなる。つまり、莫大(ばくだい)な景気対策がコストゼロで実現できるのだ。

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17th-Oct-2009 03:02 pm - 株式日記と経済展望

『「三つの帝国」の時代』 日本がこのような状況に気が付いたとしても
後の祭りであり、日本はアメリカに裏切られて中国に引き渡されるのだろう


2009年10月17日 土曜日

「三つの帝国」の時代—アメリカ・EU・中国のどこが世界を制覇するか バラグ・カンナ:著

『「三つの帝国」の時代』を読んで 10月16日 坂崎進

(『「三つの帝国」の時代』 2ページより引用開始)

1970年代には多国籍企業が台頭し、それ以後、世界の地政学的な要因とグローバリゼーションはますます強まり、今では1枚のコインの両面となるほど強固に結びついている。

本書が探索する国や地域は、今後の世界秩序の行方を決めるうえで中心的な舞台となる国や地域であり、本書ではそれらをひっくるめて「第二世界」と呼んでいる。この「第二世界」という言葉は、かつて旧ソ連の支配下に置かれた社会主義国を意味したこともあったが、次第に使われなくなっていたものだ。しかし現在の世界には、トインビー(アーノルド・トインビー)が航海に出た時代の2倍以上もの国があり、本書が新たに「第二世界」と呼ぶカテゴリーに入る国は、かつてなかったほどの数にのぼる。そしてこれらの現代の第二世界で、地政学的な要因とグローバリゼーションの衝突や合流が絶え間なく起きている。

元素の周期表と同じように、国家もサイズ、安定度、富裕度、世界観などによって、グループに分けることができる。政情がより安定し、繁栄している第一世界の国は、だいたいにおいて今の国際秩序によって恩恵を受けている。それにひきかえ、貧しくて政情が不安定な第三世界の国は、その国際秩序のもとに置かれた不利な立場を克服できずにいる。
本書がスポットライトを当てる第二世界の国々は、この二つのグループにはさまれ、そのほとんどが内部に第一世界と第三世界の特徴を両方持っている。すなわち、持てる者と持たざる者の大きな二極にはっきり分かれているということだ。

(中略)

これら内部が二極に分かれた第二世界の国々は、アメリカ、EU、中国、の三つの“帝国”が、グローバリゼーションをテコにそれらの国を自分のほうへ引き寄せようとする時、世界の力のバランスがどちらに傾くかを決めるカギとなる。これらの国は、どのようにして、どの“帝国”と同盟関係を結ぶだろうか。そしてどの“帝国”のグローバリゼーションのスタイルが勝利するだろうか。さらに言えば、東洋と西洋は敵対するだろうか。これらの問いに対する答えはすべて第二世界に見つけることができ、また第二世界にしかない。

(『「三つの帝国」の時代』179ページより引用開始)

中国は、カラコルムハイウェイをインダス川沿いに延長して、遥かアラビア海沿岸まで到達させ、イランとの国境に近い港町グワダルにつなげる計画に、すでに3億5千万ドルを出資している。そのグワダルでは、大型船が接岸できる港と石油精製施設が中国の手ですでに建設中だ。これが完成すれば、パキスタンに大きな力を与えるとともに、中国はマラッカ海峡を通らずにペルシャ湾岸の石油に手が届く。

「10年ほど前までは、グワダルはただの小さな貧しい村でしたよ。」
と回顧するのは、そこで不動産業をしているパキスタン人だ。
「美しい景色以外、特にこれといって何もないところでした。そこに中国人は巨大な港を作っているのです。あれならタイタニック号でも接岸できますよ! これでパキスタン政府は、イランやアラブ諸国にも大きな顔ができるでしょう。」

パキスタンは、アメリカのためにパシュトゥーン人の戦闘員を捕まえるより、北西部に展開している兵力の一部を南西部に移動させて、バローチスタンの分離独立運動を抑え込み、中国の港を守るほうが国益にかなうと考えている。中国のある軍幹部は最近、パキスタンを“中国のイスラエル”と呼んだが、それは中国がパキスタンをアラビア海の拠点にしようとしていることを意味している。

(『世界はこう動く』 236ページより引用開始)

(20年前に日本が、米国を追い越して「超大国」になるかもしれないと騒がれた頃を揶揄して)
このような安易な分析には、日本が過去も現在もひよわな国であることがまったく考慮されていなかった。世界の資源と貿易の円滑な流れがわずかでも混乱すれば、日本は打撃を受けるし、世界の安定が広範囲に崩れれば、大打撃を受ける。国内でも、人口動態、社会、政治の弱みが表面化し、頭の痛い問題となっている。日本は豊かで活力があり、経済力も強い。しかしアジアのなかで孤立しているし、安全保障を依存している強大な同盟国(米国)が、世界の安定を維持する役割を担っていると同時に(この安定に日本は大きく依存している)経済的には第一の競争相手となっているため、政治上の制約を受けている。
現在の日本の地位は、世界有数の経済大国であると同時に、地政上はアメリカ勢力圏の一部といえる。

(『世界はこう動く』 247ページより引用開始) 

アメリカとの関係を今後も日本の生命線として維持していくべきだとする基本的な合意に変わる選択は、実際には見当たらない。アメリカとの関係を維持しなければ、日本は安定した石油供給を得ることも、中国の核兵器(まもなく北朝鮮の核の脅威が加わる可能性もある)から自国を守ることもできない。したがって、現実の政策課題はアメリカとの関係をいかにうまく処理して国益を追求していくかだけである。

(中略)

日本がアメリカの意向を受け入れようとしているのは、アメリカがアジアには長くはとどまらないかもしれないとの懸念が広がっているからであり、さらには中国が力をつけ、アメリカがそれを懸念していると思えることで、将来、受け入れがたい選択を迫られるのを恐れているからである。つまり、アメリカと手を組んで中国に対抗するか、アメリカと手を切り中国と同盟を結ぶか、という選択を迫られるのを恐れているのだ。

日本にとって、この本質的なジレンマには、歴史の必然が込められている。つまり、アジアの大国になる目標は実現不可能であり、地域に基盤がない国が、真の意味で世界大国になることはできないので、日本が世界の舞台で指導的な地位を確立するには、世界的な平和維持活動と経済活動に積極的に参加するのが最善の方法である。日米の軍事同盟によって極東の安定が維持されている利点を生かし、この同盟が反中国の同盟に発展しないように注意していけば、日本は、効率的な組織に基づく国際協力関係を推進する大国として、重要で影響力のある世界的な使命を安心して追求していける。そうなれば、日本はカナダに似ているが、はるかに強力で世界的に影響力のある国になれる。

(『「三つの帝国」の時代』355ページより引用開始)

中国は第三世界ばかりでなく第一世界とも活発に関係を深めているが、特に地元の東アジア・西太平洋地域の第一世界である日本、韓国、シンガポール、オーストラリアとの関係を重視している。これらの国は、中国との相互依存が進むとともに、徐々に、しかし明らかに、軸足をアメリカから中国寄りに移しつつある。

(『「三つの帝国」の時代』356ページより引用開始)

世界的な経済大国である日本は、世界最大規模の人道支援を行っている国でもある。そしてアメリカとの同盟関係のなかで、ハイテクを駆使した海軍と、アメリカと共同開発のミサイル防衛計画を持ち、国家予算に占める防衛予算の比率が非常に小さいにもかかわらず、大国のなかで最もへりくだったこの国の安全保障を十分満たしている(もっとも民族主義者のなかには、アメリカや中国との軍事力の不均衡を心配する声が上がっているが)。

だが日本は、たとえ核武装したところでアジア諸国から忠誠を得ることはできないし、中国に一歩譲って満足しなければならない。その中国は、日本が国連安全保障理事会の常任監事国になることを阻止し続けている
けれども両国の指導者たちの間には、双方向的な新しい思考の力学が頭をもたげている。
両国はともに東アジアの政治・経済の両輪となる責任を負っており、両国の関係正常化はそのために必須の前提条件だ。

(私のコメント)
パラグ・カンナ著『「三つの帝国」の時代‐アメリカ・EU・中国のどこが世界を制覇するか』の本を私は読んではいないのですが「重たい気持ちで書く掲示板」に坂崎氏が書評を書いていて、引用部分だけ抜き出して私の感想を書いて見ようと思います。

私は書店でも「三つの帝国」と言う本はパラパラッと見てみたのですが、中国を過大評価する一連の本とみなして買って読もうとは思わなかった。三つの帝国とはアメリカとEUと中国の事を指しますが、ロシアも入っていないし日本も入ってはいない。特に日本のことにはほとんど触れていないから興味もわかなかった。

バラグ・カンナはインド出身で現在はアメリカのシンクタンクの研究員であり各方面で活躍している学者ですが、インドの事も重要な国ではないと切って捨てている。世界各地を渡り歩いてきた人でもあり、そのような多角的な視点から見ると中国の将来性が高く見えるのだろうか? ジムロジャースも世界を回っている行動的な投資家ですが、やはり中国を高く評価している。

おそらく北京から上海そして香港などを見れば超高層ビルが立ち並び圧倒されるのだろう。13億の人口と広大な領土と沿岸地域の中国を見れば将来的にアメリカを上回る超大国になると見えるのかもしれない。新設されたピカピカの近代的工場や整備されたハイウェイなども観光客を圧倒させるのだろう。

NHKなども「経済発展著しい中国」と紹介していますが、最近では「13億人の巨大市場の中国」と言うようにNHKは中国の宣伝機関になってしまっている。バラク・カンナもそのような中国に取り込まれてしまったパンダハガーなのだろうか? 最近の副島隆彦氏もそのような傾向が著しく「あと5年で中国が世界を制覇する」と言う本を出版している。


「あと5年で中国が世界を制覇する」   副島 隆彦:著

本書は私が、2年前に書いた『中国 赤い資本主義は平和な帝国を目指す』(2007年12月刊)の続編である。私にとっての2冊目の中国研究本である。

たったこの2年で、中国は大きく変貌した。もはや中国の巨大さを無視したり、腐したり、嫌がったりしているだけでは済まなくなった。日本人は中国と正面から向き合わなくてはならない。私が前著『中国 赤い資本主義……』を書いたときには、まだまだ中国への風当たりが強くて、ほんの少しでも中国の肩を持つようなことを書くと“中国の手先”という悪罵を投げられた。

このあと、2008年1月の「世界連鎖株式暴落」で、中国株(上海総合指数)も大暴落をして、低迷した。果たしてどこまで落ちるのか誰にもわからなかった。ところが2008年の10月末には、中国株は早くも他のすべての主要国の混迷を外に自力で立ち直りを見せて、底打ちした。そのあとの急激な中国の復調(景気回復)には目を見張るものがある。このことから本書を書いてゆく

日本国内に、ついには、「このままでは日本は中国の属国にされてしまう」という恐怖感のようなものまで現れるようになった。なんと恐れ入ることに、この中国脅威論を煽っているのは、ついこの間まで「日本はアメリカとの同盟を基礎にして中国と戦うべきだ」と勇ましいことを言っていた反中国主義者たち自身である。人間は恥知らずに豹変できる生き物でもある。私は自戒の念を込めて、真の日中友好、そして「アジア人どうし戦わず」の旗を今後も掲げ続ける。


(私のコメント)
中国はアメリカの学者や政治家を次々と取り込んで親中派を形成している。アメリカがどうして我が身を犠牲にしてまで中国に尽くすのか不思議でならないのですが、今日の新聞でもアメリカが中国にミサイル技術を供与するそうです。もちろん民間企業を通じてなのですが、これは日本にとっては国防上の脅威だ。同盟国のアメリカが日本の脅威となるような事を平気でしている。


中国へのミサイル技術移転規制を実質緩和 米大統領が権限を中国系商務長官に委譲 10月16日 産経新聞

米国が中国に対するミサイル部品・関連技術の移転規制を事実上「緩和」したことが15日、明らかになった。オバマ大統領が移転の可否にかかわる判断権限を商務長官に委譲したもので、手続きの簡素化による宇宙航空分野での米中協力拡大が指摘される半面、 中国側で技術などが軍事転用される懸念も浮上している。

 オバマ大統領は9月29日付の覚書で、中国系のゲーリー・ロック(駱家輝)商務長官に対し、米国防許認可法(1999年)が定めた判断の権限を「大統領から貴職に委譲する」と伝達した。覚書は機密扱いではなかったものの、一部の米メディアが報道するまで関心を集めなかった。


(私のコメント)
このようなアメリカ政府の不可解な行動は理解しがたいものですが、アメリカと中国によるG2戦略によるものなのだろう。つまり日本はアメリカに裏切られて米中に挟み撃ちにされて封じ込められる危険性が出てきたということだ。中国の中国ミサイルがアメリカの技術供与で性能が向上すれば日本は絶体絶命のピンチになる。

これでは副島隆彦氏で無くとも、アメリカは5年で衰退して中国が世界の覇権国家になってもおかしくは無いと言いたくもなる。ブレジンスキーもパンダハガーの一人ですが、いったい何を考えているのだろうか? 建国60周年の軍事パレードを見ても中国はミサイル部隊を大増強して周辺諸国に軍事的脅威を拡大している。

「三つの帝国」の中でもパキスタンを通じてグワダルに大きな港と石油精製施設を建設している。ミャンマーにも海軍基地を建設してインド洋は中国の海となりつつある。中国のミサイルの傘と中国海軍に取り囲まれた周辺諸国は属国化せざるを得ないのであり、アメリカ軍は戦わずして南アジアや東アジアから退いていかざるを得なくなる。アメリカの第七艦隊も中国のミサイルには抗しきれない。

日本がこのような状況に気が付いたとしても後の祭りであり、日本はアメリカに裏切られて中国に引き渡されるのだろう。あるいは東西に分割されて西日本は中国領となり東日本はアメリカの支配地区となる。日本がアメリカべったりと付いていれば大丈夫と言う親米派はお人よしなのであり、アメリカは日本を裏切るだろう。でなければ中国にミサイル技術など供与はしない。

クリントン大統領の時期にもアメリカは中国に多核弾頭技術を供与している。しかしクリントンがスパイとして逮捕される事は無い。だから鳩山首相は東アジア共同体構想でアメリカ離れを模索していますが、日本はアメリカの正体を見抜くのが遅かった。ブレジンスキーやキッシンジャーは中国とアメリカとの橋渡し役として重要な役目を負っている。彼らをアメリカ人と見るのは間違いであり世界支配層の一員なのだ。

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17th-Oct-2009 01:07 pm - 音楽理論のツボ
〜 ドレミファソラシドの作り方 〜

このページでは、文字通りツボを刺激するように、音の根本原理をつついて、 音楽理論の背景的知識を中心に説明していきます。 これを読めば、難しいと思っていた音楽理論も簡単に思えてきます。

音楽の「音」は、「波」の一種としてとらえることができます。 周期性を持った「波」が2つあり、それらの周波数の比率が小さい整数同士(2倍・3倍・5倍)に なっていると、それらは「近いもの」「同期したもの」として認識されやすいという性質があります。 これは音だけでなく、模様、リズム、電波(波が乱れると整数倍の周波数に混信しやすい) などでも当てはまります。

人間の耳は、長年の経験からこの性質を直感的にとらえる能力を身につけているもので、 それが音楽の「美しさ」の感覚のもとになっています。 ここでは、このような「自然界の根本原則」に基づいた和音や音階の作り方について説明します。

▼動画版できました

五度圏時計

▲これはFlaCloの素材(flaclo_033)を元に背景と針の画像をカスタマイズして作ったものです。

[五度圏の文字盤 300x300] この文字盤は筆者が独自にデザインしたものです。ご自由にダウンロードしてお使いください。

目次


2倍で区切ってオクターブ

周波数に音楽的な目盛りをつける第一段階として、最も小さい整数比 1 : 2 を利用して 下の図のように目盛りづけをしていきます。周波数を2倍にすると、1オクターブ上がったように聞こえます。

ここで、周波数倍率の増え方は 0, 1, 2, 3, 4, ... ではなく 0.5, 1, 2, 4, 8, ... のように倍々で増えることに注意してください。 これは対数目盛の方眼紙や、計算尺の目盛の振り方と全く同じで、掛け算割り算の世界を、 足し算引き算の世界に変換して図に表したものです。 オクターブは周波数倍率の(2を底とした)対数である、ともいえます。数式にすると

オクターブ = log2(周波数倍率)

となります。


3倍・5倍で主要3和音を作る

2倍の次は、3倍・5倍で区切って、3つの構成音からなる和音(コード - chord)を作ってみます。
  1. 基準音(根音、ルート音)
  2. 5倍音
  3. 3倍音
単純に3倍・5倍しただけでは差が開きすぎてしまうので、2を掛けたり割ったり (=1オクターブ上げ下げ)して差を小さくします。すると、周波数倍率が

1 : 5/(2*2) : 3/2 = 1 : 1.25 : 1.5

のような「きりのいい」比率になります。こうして作った和音を下の図のように、 端をつなぐように配置していきます。

和音の構成音同士の「差」だけを見ると 1.25 - 1 = 1.5 - 1.25 = 0.25 で一定になります。 しかし、これを対数目盛にマッピングすると、数が大きいほど目盛りの間隔が狭くなるため、 1.0 〜 1.25 の間よりも 1.25 〜 1.5 の間のほうが距離が短くなります。

通常よく使われる和音はこの3つ(主要3和音、いわゆるスリーコード)で、 それぞれ次のように呼ばれます。

  • 基準となるピンクの 1 : 1.25 : 1.5 は主和音(トニック)
  • 右側にくっついているオレンジ色のところが属和音(ドミナント)
  • 左側にくっついている青いところは下属和音(サブドミナント)
この主要3和音があれば、とりあえず曲を美しくするような伴奏が作れます。 多くの場合主和音から始まり、最後はたいてい属和音→主和音のように戻って終わります。 主和音はいわば「自宅」のようなもので、隣近所を行ったり来たりしながら、 最後は主和音へ「帰ってくる」というイメージでとらえることができます。

耳で感じる音は、映像と同じような「残像効果」があるため、 和音の構成音を同時ではなく時間をずらして弾く「アルペジオ」(分散和音)でも 全く同じような雰囲気に聞こえます。この延長で、和音からメロディや音階を作ることができます。 ギターで作曲できるのも、これと全く同じ原理です。


主要3和音から純正律音階を作る

主要3和音の構成音を取り出して単音に分解し、音階(スケール)を作ってみましょう。 倍率が1〜2の範囲に収まっていない構成音は、2を掛けたり割ったりして調整(転回 - Inversion)します。

そうすると、ピアノの鍵盤のような間隔で構成音が並んでくるので、これに低いほうからドレミファソラシ(CDEFGAB/ハニホヘトイロ)と名前をつければ、音階のできあがりです。

周波数倍率からピアノ鍵盤模様を作り出す Java アプリ

作ってみました。

実行結果画面
  • ピンクと黒の粒は、周波数倍率をもとに作った和音の構成音を表します (赤い縁で囲んだところは根音)。

  • 構成音をすべて重ね合わせると、ピアノ鍵盤の模様が浮かび上がってきます。 それを示したのが一番下の行です。

  • 灰色の|は1オクターブを12等分した目盛で、 12平均律の半音に相当します(半音 = 2の(1/12)乗 = 約 1.06 倍)。 オクターブ(2倍)目盛は赤くて長い|で示しています。

  • 中央で横に並んだ数字は、周波数倍率を表します。

  • 左端の縦に並んだ数字は、完全五度すなわち1.5倍(または3倍)右シフトを行った回数を表します。
  • ところどころにわずかなズレがありますが、これはピタゴラスコンマシントニックコンマと呼ばれる誤差があるためです。 全体的には目で見てはっきりわかるくらい、きれいに12等分されることがわかります。

    ぜひ、以下のプログラムを実行し、出てきた画面を横にリサイズしてみてください。 誤差がどのくらいあるかを視覚的に感じ取ることができます。
    • [musictheory.jar] - Javaアプリ本体(Java実行環境が入っていればそのまま実行できます)

  • [MusicTheory.java] - Javaソースプログラム(計算式もこの中に)

  • 実際に計算してみた

    本当に「ピアノの鍵盤のような間隔」になるかどうか、実際に分数を使った計算で確かめてみましょう。 隣り合う2つの周波数倍率について、それらの比をさらに計算することで音程差を求めます。

    音名 CDE FGAB C
    周波数倍率小数 1.000 1.125 1.250 1.333 1.500 1.667 1.875 2.000
    分数 1/1 = 1 (3*3)
    /(2*2*2)
    = 9/8
    5/(2*2)
    = 5/4
    (2*2)/3
    = 4/3
    3/2 5/3 (3*5)
    /(2*2*2)
    = 15/8
    2/1 = 2
    隣接する
    倍率の比
    分数- (3*3)
    /(2*2*2)
    = 9/8
    (2*5)
    /(3*3)
    = 10/9
    (2*2*2*2)
    /(3*5)

    = 16/15
    (3*3)
    /(2*2*2)
    = 9/8
    (2*5)
    /(3*3)
    = 10/9
    (3*3)
    /(2*2*2)
    = 9/8
    (2*2*2*2)
    /(3*5)

    = 16/15
    -
    小数- 1.1251.111 1.067 1.1251.1111.125 1.067 -
    音程差- 全音(長)全音(短) 半音 全音(長)全音(短)全音(長) 半音 -

    隣接する倍率の比をよく見てください。ピアノで黒鍵のない場所が半音、黒鍵のある場所が全音(2種類ある)になっています。

    このように、2、3、5の3つの素数の掛け算・割り算だけで周波数倍率を決めて調律した音階は「純正律」(Just intonation)と呼ばれます。 全音の値は半音の2乗(約 1.136)に近いので「半音×半音=全音」の関係が 成り立ちそうですが、正確に一致するわけではないため、移調すると誤差が出てしまうという問題があります。 その誤差を解消すべく、昔は色々な音律が考え出されました(詳細はここでは割愛します)が、 現在では12平均律で調律するのが事実上の標準になっています。


    12平均律

    12平均律音階(Twelve-tone equal temperament)は、半音を 1/12 オクターブとして、 半音単位で隣同士の周波数比が常に一定になるように決めた音階です。

    この音律であれば、どの音階から始めても「半音×半音=全音」の関係が成り立ち、 1オクターブ=12半音として均等に分割されることになります。 半音上がるたびに、周波数は2の(1/12)乗倍 = 約1.059倍ずつ高くなります。 周波数倍率を見ると、純正律の場合に完全に一致していなくても、極めて近い値になっています。 誤差の分はうなりとなって現れますが、移調しても誤差が出ることがないため利便性が格段に向上します。

    実際の周波数はA(ラ)の音=440Hz が 事実上の標準です。ただし、楽器によってはさまざまな理由(張りが緩むことを見込む、 など?他にもあるかも知れない)で1〜2Hz 高めに調律する場合もあります。 なお、440Hz で検索してみると、この音を実際に聞けるページが 数多く存在することがわかります(例えばこことか)。

    計算式は MIDI Tuning Standard が参考になります。 この式に基づいて周波数を計算できる JavaScript を用意してあるのでお試しください。


    和音の連鎖で調号が誕生

    今度は、和音を3個つなげたときの延長で、以下のように 周波数倍率 1 : 1.25 : 1.5 の和音を外側へどんどん配置して連鎖を作ってみます。

    すると、右側のクリーム色のところに#(半音上がった音)が、 左側の灰色のところに♭(半音下がった音)が出てきます。 これは、次のことを意味しています。
    • 全体の周波数を 1.5 倍(7半音=完全5度アップ)した形で移調すると、そのたびに#のつく音階が1箇所増える。
    • 全体の周波数を 1/1.5 倍(7半音ダウン)した形で移調すると、そのたびに♭のつく音階が1箇所増える。
    この#や♭のつく音階がどこになるかを示したものが、五線の先頭についている「調号」(key signature)です。

    全体の周波数が 1.5 倍になるということは、主要3和音のグループが和音連鎖の上で 右へシフトすることを意味します。調号の#が増えれば、#の数だけ右へシフトしていきます。 ♭が増える場合は逆に、♭の数だけ左へシフトしていきます。#や♭の数が近い2つの調は 主要3和音の一部を共有しているので、響きも似たような感じになるわけです。 こうなると、脳の中で音楽を「空間認識」できるようになり、 調やコードが「近い、遠い」という概念が生まれます。


    和音をまたがる和音でマイナーコード誕生

    次に、和音の中央の音から始まる3音を拾った、もう一つの和音を作ってみます。

    この場合も、両端の音程差は 1.5 倍ですが、中央が半音低くなった新しい和音ができあがります。 左端から中央までが短3度(半音3個分)であることから、短和音(マイナーコード)と呼ばれます。 一方、中央が半音低くなっていない和音は、左端から中央までが長3度(半音4個分)であることから、 長和音(メジャーコード)と呼ばれます。

    メジャーがマイナーになると、3度の音が「5倍」の成分ではなく「1/5 倍」になり、 「やや不安定な構成音」として聞こえるため寂しい響きを生み出します。 ちなみに、5度の音(3倍の成分)も半音下げて「減5度」にすると、さらに不安定な響きになるため 寂しいを通り越して恐怖感のある不協和音になってきます。 曲が醸し出す雰囲気は、このように「どのくらい安定しているか」(協和しているか)ということによって 左右されるといってもよいでしょう。

    これらのコードは C とか Am などの「コードネーム」と呼ばれる記号で表されます。 また、3つのコードのうち中央にあるコードは、キー(調)表す記号としても使われます。 コードネームの詳細についてはこちらを参照してください。

    上の図で、3つのメジャーコード F C G と、3つのマイナーコード Dm Am Em の 位置を比べてみてください。左右にずれていても、♭や#のついた音にぶつからない範囲に うまく収まっていることがわかるでしょう。 これは、キー C と Am は調号の♭や#がつかないもの同士であることを示しています。ではここで、和音の連鎖の位置をメジャーとマイナーで 同時にシフトしてみた場合はどうでしょう?

    上の方で述べたとおり、どちらへシフトした場合でも調号の♭や#の数は1個ずつ増減するので、 調号の♭や#の数ごとにメジャーキー・マイナーキーのペアが存在することがわかります。 このような調のペアは 「平行調relative key)」と呼ばれます。平行調同士のメジャー・マイナーの両方の 3和音を合わせた6種類のコードは、その調で最も頻繁に使われる「ダイアトニックコード」 でもあるわけです。このようにして、横方向に和音の連鎖をどんどん拡張し、縦方向に平行調ペアを並べると、 以下のような図ができます。


    ピンクの部分が、先ほど説明したダイアトニックコードです。また、このピンクの範囲には、 その調で対応するスケール(相対音階のドレミファ)の構成音が必ず集まります (余った「シ」はオレンジ色のエリアにはみ出します)。

    ここで注目すべきは、オレンジ左の D と、ピンク左の Dm との位置関係です。D のところは、 初めて#の音階が出てきた部分ですが、よく見ると、和音の中央の音が半音違うだけになっています。 では、もしこの D と Dm がキーだったらどうでしょう? あるいは、C と Cm がキーだったらどうでしょう? C のダイアトニックコードはピンク、Cm のダイアトニックコードは水色、のように住み分けができる ことがわかります。このようにルート音が同じ調のペアは「同主調」parallel key)と呼ばれます。 同主調の特徴は、調号の#や♭の数が3つ違いになることです。 上の図でいえば、どんな場合でも必ず3マス離れたところに同主調が現れることになります。
    よく使われるテクニックとして、同主調転調によって雰囲気をがらっと変えるという曲づくりの方法があります。 ルート音が同じでメジャーとマイナーだけが変わると、メジャーのいい感じとマイナーの寂しい感じが ストレートに...もっと言えば露骨に雰囲気が変化するのです。ここが平行調との大きな違いです。 上の図で背景色が同じコードを移動している限りは雰囲気はそれほど変わりませんが、 違う背景色に出ると鳥肌が立つくらい雰囲気が変わります。

    さらに注目すべきは、緑色の部分の6コードが左右に離れた2箇所に現れ、両者の同じ位置にあるコードは 表記が違うだけで同じ音になっていることです。 これは異名同音enharmonic)と呼ばれ、 誤差の蓄積しない12平均律だからこそ成り立つものです。 この異名同音のところを「のりづけ」して円形にしたのが、よく知られている「五度圏」という図です。

    ちなみに、純正律として作った音階では誤差が蓄積されるため「同音」ではなくなって、裏でうまくつながりません。


    五度圏

    以下の図は「五度圏」(Circle of Fifths)と呼ばれる図です。 「五度環」「五度円」「Cycle of Fifths」などと呼ばれることもあります。 「五度」とは、和音の左端の音から右端まで白鍵だけを数えると5つ(完全5度)に なることに由来します。12音あるので、ちょうど時計の文字盤と同じように 「何時の位置」という言い方で表すことができます。

    キーとして五度圏の図を見ると、楽譜の先頭につく調号の#や♭の数の順序で並んでいて、 平行調は必ず同じ時刻の上に並ぶので、調の早見表としても便利です。 例えば#が3個なら、3時の位置を見ればよいので、キーは A または F#m だとわかります。 ♭が2個なら、12−2=10時の位置を見ることでキーは B♭ または Gm だとわかります。

    コードとして見た場合も、ダイアトニックコードがすぐにわかります。 キーと同じ名前のコードが主和音(トニック)、左隣(1時間前)に下属和音(サブドミナント)、 右隣(1時間後)に属和音(ドミナント)が自動的に配置されます。

    このように、五度圏はとても便利なので覚えておくと便利です。五度圏をかたどった時計もあるほどです。 五度圏について説明されたページは他にもありますが、私が見つけた中で一番わかりやすいと思ったのは耳コピー入門−五度圏、DC−ギターふりかけ)です。

    五度圏と同じ配列にして演奏しやすくした楽器として、アコーディオンのコードボタンや、筆者が作ったMIDI Chord Helper などがあります。この2つはメジャーコードとマイナーコードが3つずれている点が大きく異なります。
    アコーディオンのコードボタン配列表は、以下のページで見ることができます。



    #と♭の使い分け - キーワードは FCGDAEB

    #(シャープ)、♭(フラット)といえば、黒鍵を指すときには欠かせない記号であることは、 誰でも簡単に想像がつくと思いますが、実はこれ、黒鍵を表すためだけに使う記号ではありません。 白鍵であっても#や♭を使って表記すべきケースがあるのです。

    まず、先ほど出てきた五度圏の並びをよーく見てください...。

    F C G D A E B

    という順序が浮かび上がってきませんか? 実はこれ、以下の図のように 黒鍵と白鍵を入れ替えたときの並びと同じなのです。

    こうすると、交互に並んでいた黒鍵と白鍵がきれいに分離されます。 入れ替えられる音階同士は半音6個分間隔(3全音=トライトーン)の関係にあるため、 半音+3全音=7半音、すなわち完全5度の間隔で音階が並びます。

    一方、一番下は FCGDAEB の繰り返しだけで作られています。 B より右へはみ出すと次の F からは#が、F より左へはみ出すと次の B からは♭がつきます。 よく見ると、#や♭がつくのに白鍵で弾く音階や、#や♭が二重についた音階まであります。これはなぜでしょう?

    その最大の理由は、度数(xx何度、などの数)がズレるのを防ぐためです。 上の図にある FCGDAEB の繰り返しで連続した7音を選べば、度数が狂うことはありません。 しかも、FCGDAEB のどこから右に#が、どこから左に♭がつくか...を見ることで、 調号の#や♭のつく順序および数が一目でわかります。

    どんな調であっても、7音の音階(スケール)には A〜G の文字が必ず1度ずつ出て来るようにしなければなりません。 (このことはChord Wizard - How Music Works (2.9) Major Scale Note Namesにもはっきりと書かれています)
    そうしないと、度数が狂うばかりでなく、スケールを外れていない音階の五線譜での記入箇所が重複してしまいます。 例えば、調号の#が6個あるときを考えてみましょう。このときスケールの7音は F# G# A# B C# D# E# になります。 ここで、E# は F と同じ鍵盤を使いますが、この音階を F という文字で表すのは正しくありません。 なぜなら、すでに F# という音階で使われているため、もし使ってしまうと、 F# を F にするためにわざわざナチュラルをつけて打ち消す必要が生じてしまうからです。 こうなると「スケールに乗っている音に臨時記号をつけなくてもよいようにする」という、 調号の重要な役割を果たせなくなってしまいます。

    調号の#や♭の数が多くなったときに、臨時記号としてさらに#や♭がつくような場合、ダブルフラット(重変)やダブルシャープ(重嬰)を使います。

    調号の#や♭の数は、最大7個までです。 7個というのはスケールの7音全部に#や♭がついた状態を指します。 もしこれ以上#や♭をつけようとすると、 調号そのものにダブルシャープやダブルフラットが出てくることになってしまいます。 そうなってしまうと今度は「トリプルシャープ」とか「トリプルフラット」なんていう記号を 作らなくてはいけなくなってしまいます。 さらにこの「トリプルシャープ」や「トリプルフラット」を調号として使ってしまうと、 「ダブルダブルシャープ」とか「ダブルダブルフラット」なんていう記号を 作らなくてはいけなくなってしまいます。
    ....こんなことをいつまでも繰り返すわけにはいきませんよね!
    調号の#や♭の最大を7個にしておけば、これに歯止めがかかります。


    コードネームとそのバリエーション

    楽譜の上側についているコードの例 ← 楽譜の上側に、このように C とか Am などの記号が書かれているのを見たことありませんか?

    これはコードネームWikipedia 参照:英語では Chord Symbol)と 呼ばれるもので、和音(コード)を表す記号です。

    コードネームは20世紀始め頃に考案されたもので、クラシック音楽に比べて歴史が浅いです。 そのためか、筆者も学校の音楽の時間に教わった覚えはなく、 せいぜい、I度、IV度、V度の和音があることを教わった程度です。 しかも、英語の表記 Chord Symbol とは異なる「コードネーム」という名前で呼ばれているため、 ソフトウェア開発プロジェクトなどのコードネーム(code name)に似た 「暗号めいた記号」とか、楽譜の上に書かれている「目立たない存在」というイメージで捉えられがちです。

    しかしながら、chord symbol のほうのコードネームは曲から感じ取れる「雰囲気」をはっきりと見える形で表すにはとても有効な手段です。 ギターやウクレレなどを弾くときなどは必ず出てくるので自然に覚えると思いますが、 音楽全般の知識を深めるのに非常に有効ですから、覚えておいて損はありません。

    コードネームは根音(ルート音)と呼ばれる左端の(一番低い)音階を基準にして表されます。 メジャーコードの場合は、C とか F などのようにルート音の音名と同じ表記です。 マイナーコードの場合はこれに m をつけて Am とか Dm のように表記します。 メジャーコードとマイナーコードの詳細についてはこちらを参照してください。

    この表記はコードだけでなくキー(調)でも使われます。 例えばキーがハ長調だったら C、イ短調だったら Am のように表されます。 こちらに出てくる図でいう、主要3和音の中央に位置する和音=主和音の表記がそのまま調の表記として使われます。

    キーの場合はメジャーとマイナーしかありませんが、コードの場合は もっと色々なバリエーションがあります。このバリエーションの作り方は大きく分けて下記の3種類があります。

    • 3つの構成音の中央を半音上げ下げ
    • メジャーの中央の音を半音下げるだけで、マイナーに変わります。 例えばコード C の中央の音 (E) を半音下げるとコードは Cm になります。

    逆に、半音上げた場合は sus4 (= suspended 4) というコードになります。 sus4 は3番目の音を「吊り上げて」(suspend して)4番目にした、というような意味です。 例えば C に対して Csus4 という具合に表記します。

  • 3つの構成音の右端(属音)を半音上げ下げ

  • 属音は「完全5度」上の音ですが、これを半音上げた場合は #5(+5 と書く場合も ある)、半音下げた場合は ♭5(-5 と書く場合もある)がつきます。 (2音の間隔としては、完全5度に対して増5度・減5度という呼び方をします。)
    なお、メジャーに対して #5 をつけた場合は aug (= augumented 「増」の意味) 、 マイナーに対して♭5 をつけた場合は dim (= diminished 「減」の意味) と 表記します。例えば Caug とか Cdim というふうに表記します。
    #5 や ♭5 は3倍音の音程をずらしてしまうため非常に不安定な響きになるのが特徴で、 マイナーの寂しい感じを超えた「恐怖感」を表現するときによく使われます。

  • 3つの構成音のさらに右側に音を追加

  • 中でも一番多く見かけるのが 7 のついたコードです。 7 は一番左の根音から数えて7番目の音を追加したという意味で、7th と読みます。 7th には以下のような種類があります。

    1. メジャーの主和音に7番目の音をつけたときが Major 7th
    2. メジャーの属和音に7番目の音をつけたときが Dominant 7th
    3. マイナーの和音に7番目の音をつけたときが Minor 7th

    この3種類の 7th を半音単位で数え直すと、2. と 3. の場合は どちらも半音 10 個上ですが、1. の場合だけは半音 11 個上になってしまいます。 この2種類を明確に区別するため、半音 11 個上の場合を maj7 (= major 7th、 大文字で M7、あるいは △7 と表記する場合もある) と呼び、 半音 10 個上の場合を単に 7 (= 7th) と呼びます。 例えばマイナーコードに 11 個上の音を追加したコードの呼び方は Minor Major 7th(mmaj7)という、ちょっと妙な呼び方になっています。

    7th の他に、6th や 9th などがあります。9th は 7th のさらに上に9番目の音を 追加したもので5つの音で構成されます。他にも 11th とか 13th とかありますが、 あまり使われないのでここでは省略します。
    なお、上記の3種類の作り方は単独で使われるとは限りません。 Bm7♭5 や C7sus4 のように組み合わせて使われることもあります。

    特別な例として dim7 があります。
    一見 m7♭5 と同じコードに見えますが実は違います。dim の場合の 7 は「減7度」といい、 通常の 7th よりもさらに短い半音9個分になります。maj7 の 7 と比べると、 理論上、7度の音に♭が2個つくことになりますが、物理的には 6th と同じという ことになり m6♭5 で表したコードと同じ音になります。 こうなると、すべての構成音が半音3個分間隔に揃ってしまうという、まさに 「究極のdiminished」コードになるわけです。 このことから dim7 は Fully diminished と呼ばれることがあるようです。 また、m7♭5 は Half diminished とも呼ばれます。

    実際に演奏するときは、構成音の順番を変える(転回する)ことも多いです。 高すぎたり低すぎたりする音だけを1オクターブ上下します。 (カラオケで音が高すぎて声が出ないときに1オクターブ下げて歌うのと同じことです)
    また、ときどき C/E のように / のつくコードがみられますが、 これは「オンコード」あるいは「分数コード」と呼ばれるものです。
    分母のアルファベットはコードではなく、ベースが弾く単音を表します。 通常、ベースはコードのルート音を弾きますが、ルート音ではない音を弾くことを 明示的に指定したい場合、この / を使って分母にベース音を書きます。
    分母には通常、コードの構成音のどれかが使われることが多いですが、 そうでない場合もあります(例:Dm7/G など)。

    楽器によってはコード構成音が全部同時に出せない場合があります。 例えばウクレレの場合、4弦しかないので5重和音として 9th を出すことはできません。 このような場合は、根音または属音を省略します。特に属音は根音から自然に発生する 可能性が高い3倍波なので省略しても影響が少なく、省略の第1候補として扱われます。

    これらのコードネームを、前に説明した節の下の方にある2音共有連鎖にマッピングしてみると、以下のような図ができます。 これを見れば、3重和音(トライアド)を4重和音(テトラッド)にするときに 7、M7、6、♭5 がどのように使われるかがイメージできると思います。


    参考になりそうなページ


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    今後、ドルがどう価値を喪失していくかを、かつての基軸通貨であった英国ポンドの例で観てみよう。
    ただ、あまり昔と比較してもしょうがないので、ドルが1$=360円の固定相場が崩れる1971年から、英国ポンドがどうなっていったのか追いかけてみることにする。

      USD/JPY 下落率 GBP/JPY 下落率
    1960年代 360.00 基準 1008.00 基準
    1971年1月4日 357.73   856.33  
    1972年1月3日 314.86   803.52  
    1973年1月2日 301.39   707.42  
    1974年1月2日 280.82   647.15  
    1975年1月2日 300.66   701.44  
    ・・・ ・・・   ・・・  
    1980年1月2日 238.45   534.77  
    ・・・ ・・・   ・・・  
    1985年1月2日 251.80   289.07  
    ・・・ ・・・   ・・・  
    1990年1月2日 146.25 59% 235.61 77%
    ・・・ ・・・   ・・・  
    1995年1月3日 100.52   157.05  
    ・・・ ・・・   ・・・  
    2000年1月3日 101.70   165.47  
    ・・・ ・・・   ・・・  
    2005年1月3日 102.83   195.97  
    ・・・ ・・・   ・・・  
    2009年10月15日 90.41 75% 146.75 85%

    1£=1008円だったということがわかっているのでそれを基準とするが、1960年代には既に英国経済は覇権を失い、米国が一世を風靡している時代なので、ポンドは既に価値が下落していることを前提に観ていただきたい。それでも、ポンドは1960年代から現在までに85%の価値を失っている。逆に米ドルはまだ、75%の価値しか喪失されていない。まさしく過大評価されている。米ドルが基軸性を失い、単なる米国だけの通貨となった場合、少なくともポンドの例からは、1960年代から85%の価値を失うことを前提にすれば1$=54円となる。
    先の記事で紹介した三井住友銀行のストラテジストの見解は、その到来がいつかは別にしても、1$50円時代がいずれ来ると考えるのが、過去の経験則から読み取れるのである。

    Posted via web from realtime24's posterous

    http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/10/post-bdc8.html
    2009年10月14日 (水)

    中川昭一さんの死去とエクソン・フロリオ条項

    中川昭一前財務相兼金融担当相は、今年の2月14日、ローマで開かれた先進7カ国(G7)後の記者会見の際、呂律の回らない話し方をした映像が世界中に配信された。米ABCテレビのサイトは「15時間のフライトはきついものだが、お国のトヨタや日産が何万人も削減している時に居眠りしている場合か」と、相当激しい調子で非難したようだ。これに呼応して国内メディアもいっせいに中川氏をバッシングした。

     管理人は例の酩酊会見は、薬物投入によって嵌められた可能性が高いと思っている。同行していた連中が仲川氏の変調を察知して、公的会見を止めない方が不自然である。国内メディアは自国の国際的位置を減じる酩酊映像を執拗に繰り返して報道した。これは植草事件の異常な初期報道に似ていて、まるで中川氏の失脚を狙ってやったようにしか思えない。

     特にひどいものは、大阪・よみうりテレビ製作の討論番組、「たかじんのそこまで言って委員会」2009年3月1日放送における、辛坊治郎氏発言である。読者のJAXVNさんのコメントから引用するが、この番組のMCである辛坊治郎氏は下記のように言ったそうである。

    「お父さんも自殺されてるし、ああいうこと(「酩酊」会見など)を
      何回も何回もTVで放送すると、本人は自殺の恐れがあるから、
      もうこの辺で止めといてやろうやないかという話になるじゃないですか。
      とんでもない話だと思います。あんなものはね××××(放送自粛音)と
      思いますよ。あんだけ国際社会に恥かいてね、オメオメねぇ
      オメオメ有権者の前にもういっぺん出るなと!
      もう二度と再びたぶん出られないと思いますよ
      出てきたら必ずあのVTR(「酩酊」会見など)を流しますから
      その意味では世の中にはやってはいけない事があるんだって」

    これは放送人の一意見と言うよりも、人間の尊厳を冒涜した許しがたい発言である。辛坊氏の人間性を疑わざるを得ない。仮に酩酊会見に謀略の匂いがなかった場合でも、世界中に知れ渡り、国内でも異常な回数を放映され、すでに充分すぎるという形容を超えるほどバッシングされている人間を、輪をかけてここまで罵るのは、報道公器に携わる人間の所業を超えている。極悪すぎるのだ。管理人は植草事件の初期報道を思い出した。

     水に落ちた犬をこれでもかと、陸から際限なく叩き続ける行為は、報道の暴力そのものであり、実に悪質である。ここで冷静に眺めると、中川酩酊事件には、植草事件と同質の巨大な悪意が働いていることを強く感じ取る。小泉内閣では経済産業大臣、麻生内閣では財務大臣を務めた彼は、一見、売国構造改革派のように見えるが、管理人は彼は自民党内部でも数少ない愛国派議員だと確信していた。その理由はいろいろあるが、今回は経済に限って彼の態度を推測できることを言う。

     郵政民営化でも、小泉・竹中構造改革でも、決定的なことは甚大な国益毀損を前提としていることだ。端的に言えば売国法案の制度設計と実行である。この趨勢にある政権与党に属していたことは、中川氏の不幸の根底にあるが、彼は腹の底では、国益保護の観点から小泉構造改革に反対していたことは間違いない。その理由は自民党議員で唯一、彼だけが米国のエクソン・フロリオ条項に言及しているからだ。

     日本版エクソン・フロリオ条項に言及する議員は愛国派である。なぜなら、これは「閉ざされた言語空間」に斬り込んで、国防的概念を持つからだ。管理人の知る限り、与野党問わず、国会でエクソン・フロリオ条項に言及した大臣は中川昭一氏のみである。彼は2004年5月26日の第37回総合科学技術会議議事(議長は小泉純一郎)の中で、特許や知的財産関連でエクソン・フロリオ条項に言及しているのだ。

     http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/giji/giji-si37.htm

     この会議が開かれた日付に留意して欲しい。これは竹中平蔵氏が郵政民営化準備室を発足してから、わずか一ヶ月後の時期である。この時期に中川氏が和製エクソン・フロリオ条項の可能性に言及していること自体、彼が郵政民営化に国防意識があったことは明らかである。会議では知財関連に矮小化しているが、本音は日本を米国から防衛する気持が強かったことは明白である。推測だが、郵政民営化に対し、彼がこれを公言できなかった理由は、同じ意志を持つ仲間が少なすぎて、命の危険を感じたからだろう。

     それでも中川氏が凄いことは、内閣が本格的に郵政民営化に始動し始めてから、禁忌であったエクソン・フロリオ条項に言及していることにある。知らない人のために、この条項の概略を記しておく。

    米国のエクソンフロリオ条項は、米国内直接投資(FDI)を規制することではなく、海外からの投資内容を精査し、米国市場を可能な限り公開するという、いわばオープンエコノミーの思想の一貫であるが、その投資内容が米国の安全に関わると大統領が判断した場合、エクソン・フロリオ条項が適用されてFDIが規制される。1988年に発効され、1991年に恒久法化されている。

    日本版エクソン・フロリオ条項は、敵対的M&Aを防衛することや、優良企業の高度な技術が国外に流出した際、それが軍事技術に転用される危険などを防止する目的で設置されなければならない。2005年、我が国で郵政民営化関連法案が制定された時、郵貯と簡保にストックされる340兆円の膨大な郵政資金が、敵対的M&Aに晒されることに、どのような防衛手段があるか、小泉政権はいっさい議論をさせなかったどころか、その萌芽を神経質に摘み取っている。

     これは郵政事業民営化の本当の目的が郵政米営化であり、日本資産の収奪にあったからである。郵政民営化はアメリカの意を汲んだ竹中平蔵氏が制度設計した売国法案だったのである。

     中川昭一氏は米国権力筋(国際金融資本を牛耳る総本山=奥の院)に謀殺された可能性が高いと管理人は思っている。日本は、ほんとうに立派な人を失った。心ある読者さんは是非下記サイトを参照していただきたい。

    http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/archive/2009/10/05

    Posted via web from realtime24's posterous

    「知財」——いわゆる知的財産権の保護に関して米国はいろい
    ろなことをやってきているのです。
    —————————————————————————————
     ≪カーター政権≫
      ◎1982年/特許高等裁判所(CAFC)の創設
     ≪クリントン政権≫
      ◎1988年/スペシャル301条の成立
      ◎1994年/TRIPS協定のGATTにおける成立
      ◎1995年/中国の偽造CDの生産拠点の閉鎖
    —————————————————————————————
     個々について詳しく述べる紙面はありませんが、はっきりして
    いることは、米政府、とくに民主党政権が知的財産権の保護に熱
    心であることです。
     なぜ、米国はこれほど知的財産権の保護を声高に主張するので
    しょうか。実は米国がものづくり国家であったときは、この知的
    財産権の保護にそれほど熱心ではなかったのです。
     しかし、米国がものづくり国家としての限界を感じ始めたとき
    から、米国企業は選択と集中——すなわち、産業界が強い技術を
    持つ分野に特化しようとしたとき、知的財産権の保護の重要性に
    目覚めたというわけです。
    —————————————————————————————
     この技術、権利として未だ認められていないのでないか。ずる
     がしこい日本やアジアにコピーされたらひとたまりもない。
                          ——原田武夫著
             『計画破産国家/アメリカの罠』/講談社刊
    —————————————————————————————
     こういう米国の政策の最初のターゲットになったのは日本なの
    です。今後は中国をはじめとするアジアになると思われます。こ
    ういう考え方がクリントン政権時代における「日米包括協議」、
    前ブッシュ政権における「対日年次改革要望書」などのかたちに
    なって、日本を苦しめたのです。
     この役割を担うのがヒラリー・クリントン国務長官であると原
    田氏は述べていますが、それはなぜでしょうか。
     当時のクリントン候補が2008年の大統領選で、インディア
    ナ州の予備選を前に同州の民主党員たちに配布したプレスリリー
    スには次のように書いてあるのです。このように、夫のビル・ク
    リントン政権以来の民主党政権において、知的財産権問題は彼女
    の一貫して強い関心事であったのです。
    —————————————————————————————
     侵害行為を止めさせるために知的財産権執行ネットワークを創
     ります。(中略)我が国の自動車産業だけで毎年120億ドル
     もの損失——この損害は25万人分の雇用に相当——を偽造に
     よって被っており、しかもその75パーセントについて中国が
     責めを負うべきなのです。クリントン上院議員はこれが一朝一
     夕で解決される問題ではないと分かっています。(中略)大統
     領になった暁には、クリントン上院議員は新しい知的財産権執
     行ネットワークを創設し、その保護を強化するための包括的か
     つ国家的な努力を向上させ実施していきたいと考えています。
                          ——原田武夫著
             『計画破産国家/アメリカの罠』/講談社刊
    —————————————————————————————
     米国による巧妙な見えない覇権に向けた企てはもうひとつある
    のです。それは「原子力」です。これは、何を意味しているので
    しょうか。
     ビル・クリントン政権は、1998年7月28日においてウラ
    ン濃縮を専門に行う公営企業体をニューヨーク株式市場に上場さ
    せているのです。その企業体の名前は「アメリカウラン濃縮社」
    というのです。ウェブサイトを示しておきます。
    —————————————————————————————
          http://www.usec.com/quickfacts.htm
    —————————————————————————————
     ところで、濃縮ウランとは何でしょうか。
     天然ウランは、数億年の長い年月の間にウラン235とウラン
    238の含有比率が一定になり、その比率は前者が0.7 %、後
    者が99.3 %として鉱山から産出されます。しかし、軽水炉で
    はウラン235が0.7 %では薄過ぎて燃やせないのです。核分
    裂をしないからです。天然ウランを燃えるように3〜4%に濃く
    したものを濃縮ウランといいます。そして、20%以上にしたも
    のを高濃縮ウランといいます。
     米国は古くなった核弾頭を解体し、そこから高濃縮ウランを創
    り出すノウハウを持っているのです。そのため旧ソ連崩壊後、ロ
    シアが処理に困っていた2万発の核弾頭を処理した実績があるの
    です。高濃縮ウランは、原子力発電所をはじめとして多くの分野
    に活用できますが、アメリカウラン濃縮社はそれを世界中に売り
    捌こうとしているのです。
     しかし、アメリカウラン濃縮社のビジネスが成功するには、次
    の2つの前提条件が必要なのです。
    —————————————————————————————
      1.世界中の国が納得して濃縮ウランを買うようになる
      2.濃縮ウラン・ビジネスを計画している国を排除する
    —————————————————————————————
     最大の競争相手はロシアということになります。そこで前ブッ
    シュ政権は、2008年4月6日に「米ロ戦略枠組み合意」を結
    んでいますが、これは米ロで濃縮ウラン・ビジネスの棲み分けを
    狙ったものなのです。低濃縮ウランはロシア、高濃縮ウランは米
    国という分担です。
     折からの環境社会において原子力は貴重なエネルギー源になり
    ますが、米国はこれを先取りしたのです。デフォルト宣言をして
    借金をチャラにし、知財と原子力で国家の復活を狙う——これが
    オバマ政権の戦略なのです。—[オバマの正体/最終回/62]


    ≪画像および関連情報≫
     ●バラク・オバマ/ヒラリー・クリントンの謎!?
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      やがて世界は一斉にアメリカ産核燃料(濃縮ウラン)を買い
      付け始めるであろう。その時、今度は「スーパー・セールス
      ウーマン」として世界中を飛び回り、大活躍するのがヒラリ
      ー・クリントン国務長官、その人なのである。米朝国交正常
      化がなぜか再びスムーズに進展しはじめ、イランが「普通の
      国」となつていく中、飛び回るヒラリー・クリントン国務長
      官の姿を目の当たりにし、私たち日本人は必ずや思うことだ
      ろう。——「あの大統領選挙は一体何だつたのか」、そして
      「バラク・オバマ、ヒラリー・クリントンとはいったい何者
      なのか」と。              ——原田武夫著
             『計画破産国家/アメリカの罠』/講談社刊
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    ヒラリー&オバマ

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    朝日の記事で、

    「12府省から補助金などを受けた公益法人について会計検査院が調べたところ、内部留保額が総額約2432億円に上り、国の基準である内部留保率30%を上回った法人が全体の3分の1を占めていたことが分かった。検査院は「各府省は内部留保が適正になるよう指導すべきだ」と指摘している。 」

    なんてのがあったが、日韓交流協会なんて相手にならないくらいため込んでるよ。経産省関連の団体の方が・・・。

     経産省の外郭団体や独立行政法人は、大手企業に仕事を随意契約で流すから、財界も潤う。だからお目こぼしなのかね。全くひどい話だよ。いつもいうJOGMECなんて、石油備蓄基地ごとにSPCつくって、余ったカネ500億ずつため込んで、石油部分だけで少なくとも6000億あるし、中小企業基盤整備機構なんて、貯め込んでいる金が1兆4000億だぞ。いったい、どこを調べてるんだよ。それとも、調べても出すなと言われたか?あいつらどうせ「備蓄のための非常資金は必要です」とかいったんだろう。ロクに仕事もできないくせにまったく・・・。調子に乗っていると、仕事を自分の会社つくって横流ししている奴を組織ぐるみで隠蔽していることをバラすぞ。俺はどっちでもいいんだからな。表に出ても俺は困らないし。なかなかやめないお前のことだよ!このバカ! やめても追い込みかけてやるからな。お前みたいな売国奴は司法で裁いた方がいいだろう。

     

     ・・・取り乱しました(苦笑)。この世の中は真実が表に出てこないんだわな。俺も偉そうなことは言うが、所詮、一人じゃ何もできない。だから、もうそろそろ大組織に変革することを考えている。調査のやり方はすべて教えてあげられる。警察の「ナントカの神様」みたいに、捜査手法の出し惜しみで神様呼ばわりされてうれしがっているバカとは俺は違う。イチから全部教えてくださいでは話にならないが、「こういう調査をしたいときにどこをどういう風に叩けばいいかコツを教えてください」というのであればいくらでもできる。私と協力者、そして大先輩たちの経験とコツの蓄積、時間にすれば何百年分、イヤそれ以上だろう。その調査のコツの蓄積がうちにはある。

     そういうモノを後進に譲らなくてはならないんだろうな。ある優秀な警察官と話していて、そう思った次第です。でも、そんな奴いないんだよね。俺が譲ってもいいなと思うような奴らは・・・。

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    ウォール街が史上最高のボーナスへ向かっている

     ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米大手銀行と証券会社はこのままだと今年中に約1400億ドルという記録的ボーナスを従業員に支払うことになる。

     2009年上期の米証券取引委員会(SEC)への報告書と年度末までの売上げ見通しを分析することで判明した。

     ウォール街の報酬には現在規制当局の調査のメスが入ってはいるが、高額な報酬は復活しつつある。投資銀行のトップ23行、ヘッジファンド、資産運用会社、株式・商品取引所の従業員は、これまでのピークだった2007年よりもさらに高額の報酬を見込めるのだ。

     ウォール・ストリート・ジャーナルとして独自に分析した上記の公開企業の報酬と給付金の合計額は、このままいくと2008年の1億1700万ドルから20%増えるとみられる。今年はこれらの企業の従業員が平均14万3400ドルを稼ぐとみられ、それは2007年の過去最高水準を2000ドル上回る。

     報酬の増額は、ウォール街の企業が金融危機前の収入レベルに急速に戻っていることを端的に示している。景気は低迷し失業率も10%弱だが、ウォール街の金融関連企業は、強気相場を加速させる株式市場、クレジット市場の再生、案件の復活、そしてさまざまな政府支援プログラムの継続を追い風として収益に弾みをつけてきた。

     金融危機の際に注入された公的資金を返済しさえすれば、最高の人材に最高の報酬を支払うことが再びできるようになったという、ウォール街企業の自信回復を反映するものでもある。これまで規制当局や議会筋は、過度のリスク投資を阻止するための報酬の確立に注力するとしながらも、一体どれだけ支払えば行き過ぎなのかの判断は会社に委ねてきた。

     ウォール・ストリート・ジャーナルの分析に含まれるのは、

     JPモルガン・チェース(NYSE:JPM)、

     バンク・オブ・アメリカ(NYSE:BAC)、

     シティグループ(NYSE:C)、

     米証券大手ゴールドマン・サックス・グループ(NYSE:GS)、

     米金融大手モルガン・スタンレー(NYSE:MS)、

     資産運用会社ブラックロック(NYSE:BLK)、

     資産運用会社フランクリン・リソーシズ(NYSE:BEN)、

     米ディスカウント証券大手チャールズ・シュワブ(Nasdaq:SCHW)、

     米オンライン証券大手アメリトレード・ホールディング(Nasdaq:AMTD)、

     米CMEグループ(Nasdaq:CME)、

     NYSEユーロネクスト(NYSE:NYX)。

     分析では、これらの企業の総売上高は4370億ドルと予想され、2007年の3450億ドルを上回る。売上高と報酬の総額の増加は、バンカメがメリル・リンチを、JPモルガンがベアスターンズとワシントン・ミューチュアルの銀行業務をそれぞれ買収したことも一因としてある。

     また今年これまでに公開された各社の四半期報酬額を調べた。これには、給与、健康保険、退職手当、株式報酬のほか、ボーナスの支払いのために年間を通じて積んでおく資金も含まれる。

     そして各社の報酬を売上高に占める割合で計算した。その後、トムソン・ロイターが提供するアナリスト平均予想の四半期・通期売上高を用いて、その企業がその割合で年間に支払う金額を予測した。この手法は報酬専門家の目も通している。

     ゴールドマンやモルガン・スタンレーなどの投資銀行は通常従業員に売上高の約50%を支払う。この割合は商業銀行では低くなる。商業銀行の窓口やその他のリテイル銀行の社員はトレーダーより稼ぎは少ない。

     ゴールドマンは、過去最高の218億5000万ドルを支払うとの当紙の予測に反論した。広報担当者、ルーカス・バン・プラーグ氏は、ゴールドマンが2000-2008年に支払ったのは純売上高の平均46.7%だと述べた。これはWSJ紙の用いた49%という割合よりは少ない。

     ゴールドマンの過去の報酬慣行の歴史的平均に基づけば通期の報酬・給付金はこのままのペースでいくと約200億ドルとなる。SECへの報告書類によれば過去最高の2007年にゴールドマンが支払った報酬総額は201億9000万ドルだ。

     オバマ政権の企業幹部報酬の特別監督官を務めるケネス・ファインバーグ氏は、今週にも、公的資金の注入を受けたバンカメやシティグループなど7社における報酬パッケージについて調査の結果を発表する見込み。

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    先進国で唯一スラム街がない国、日本。
    そんな平和な日本で生まれ育った私たち日本人。

    そんな平和ボケ慢性の日本人には到底考えられないような世界の50の事実。





    1 日本女性の平均寿命は八四歳。ボツワナ人の平均寿命は三九歳

    2 肥満の人の三人に一人は発展途上国に住んでいる

    3 先進国で最も妊娠率が高いのは、米国と英国の一〇代

    4 中国では四四〇〇万人の女性が行方不明

    5 ブラジルには軍人よりも化粧品の訪問販売員のほうがたくさんいる

    6 世界の死刑執行の八一%はわずか三カ国に集中している。中国、イラン、米国である

    7 英国のスーパーマーケットは政府よりも多くの個人情報をもってい

    8 EUの牛は一頭につき一日二・五ドルの助成金を受け取る。年額にすると世界旅行が可能だ

    9 七〇カ国以上で同性愛は違法、九カ国で死刑になる

    10 世界の五人に一人は一日一ドル未満で暮らしている

    11 ロシアで家庭内暴力のために殺される女性は、毎年一万二〇〇〇人を超える

    12 二〇〇一年、何らかの形成外科手術を受けたアメリカ人は一三二〇万人

    13 地雷によって、毎時間一人は死傷している

    14 インドでは四四〇〇万人の児童が働かされている
     

    15 先進国の国民は年間に七キロの食品添加物を食べている
     

    16 タイガー・ウッズが帽子をかぶって得るスポンサー料は、一日当たり五万五〇〇〇ドル。その帽子を作る工場労働者の年収の三八年分

    17 米国で摂食障害を患っている女性は七〇〇万人、男性は一〇〇万人

    18 英国の一五歳の半数はドラッグ体験済み。四分の一は喫煙常習者
     

    19 ワシントンDCで働くロビイストは六万七〇〇〇人。連邦議員一人に対し一二五人
     

    20 自動車は毎分、二人を殺している

    21 一九七七年以降、北米の中絶病院では八万件近い暴力事件や騒動が起きている
     

    22 マクドナルドの黄色いアーチがわかる人は八八%。キリスト教の十字架はたった五四%
     

    23 ケニアでは家計の三分の一が賄賂に使われる
     

    24 世界の違法ドラッグの市場規模は四〇〇〇億ドル。製薬市場とほぼ同じ

    25 アメリカ人の三人に一人は、エイリアンがすでに地球に来たと信じている

    26 拷問は一五〇カ国以上で行なわれている
     

    27 世界では七人に一人が日々飢えている
     

    28 今日の米国に生まれる黒人新生児の三人に一人は刑務所に送られる
     

    29 世界で三人に一人は戦時下に暮らしている
     

    30 二〇四〇年に原油は枯渇するかもしれない

    31 世界の喫煙者の八二%は発展途上国の国民
     

    32 世界の人口の七〇%以上は電話を使ったことがない
     

    33 近年の武力紛争の四分の一は天然資源がらみ
     

    34 アフリカのHIV陽性患者は約三〇〇〇万人
     

    35 毎年、一〇の言語が消滅している
     

    36 武力紛争による死者よりも自殺者のほうが多い
     

    37 米国で、銃を持って登校し退学になる生徒の数は、平均して週に八八人
     

    38 世界には「良心の囚人」が少なくとも三〇万人いる
     

    39 毎年、二〇〇万人の女性が性器切除される
     

    40 世界中の紛争地帯で戦う子供兵は三〇万人
     

    41 英国では総選挙の投票者数よりも、テレビ番組でアイドル選びに投票した人のほうが多い

    42 米国のポルノ産業の規模は年間一〇〇億ドル。海外援助額と同じである

    43 二〇〇三年、米国の防衛費は約三九六〇億ドル。「ならず者国家」七カ国の防衛費総計の三三倍
     

    44 世界にはいまも二七〇〇万人の奴隷がいる
     

    45 アメリカ人が捨てるプラスチック・ボトルは一時間に二五〇万本。並べると、三週間分で月に達する
     

    46 ロンドンの住民は、監視カメラで一日三〇〇回撮影される
     

    47 毎年、西欧向けに人身売買される女性は一二万人
     

    48 英国で売られるニュージーランド産キウイは、その重量の五倍の温室効果ガスを排出している

    49 米国は国連に一〇億ドル以上の未払い金がある
     

    50 貧困家庭の子供たちは、富裕家庭の子供たちに比べて、三倍も精神病にかかりやすい



    この中で自分の目に留まったもの

    4 いくら中国が人口多いって言っても4400万人の女性が行方不明ってのは異常過ぎ。ちなみに4400万人は日本人女性のおよそ2/3。

    22 世界にはキリスト教を知らない人が意外に多いのか、
    マクナルドを知ってる人が多すぎるのか・・・

    26 ちなみに日本が国として認めてる国は地球上に190カ国らしいです。

    28 未だにアメリカでは黒人差別がひどいらしいのは聞いてたんですがこんなにも・・

    32 せいぜい30%ぐらいかなと思ってたんですけど、日本の「格差社会」なんて目じゃありませんよね・・

    35 そんなになくなって大丈夫なんでしょうかね?でも多分 もうその言語を使う必要性がなくなったんでしょうね。


    世界全体で見ると日本が異常なまでに安全で平和なんです。

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